小児科は、生まれて間もない乳児から高校生くらいまでのお子さまを対象とした診療科です。
小児特有とされる症状や病気を中心に内科全般を幅広く診ていきます。具体的には、急性期の風邪症状(発熱、鼻水・鼻づまり、咳、痰、喉の痛み)、腹痛、嘔吐、下痢、呼吸が苦しそう、などお子さまがよく訴える症状が中心です。
また上記の症状は見られないものの、お子さまの様子がいつもと違う、または原因は特定できないものの明らかに体調が悪そうという場合もご来院ください。小さなお子さまの場合は、言葉で症状を訴えるというのは難しいと思われます。そのため、些細なことでもかまいません。少しでも異常を感じられましたら、まずはご相談ください。
初期診療(プライマリーケア)の結果、検査や入院治療が必要と判断した場合は、昭和大学藤が丘病院、昭和大学横浜市北部病院、聖マリアンナ医科大学病院、神奈川県立こども医療センターおよび生育医療研究センターと連携・紹介いたします。
また当院では、ヴィジョンスクリーナによる近視・遠視・乱視・斜視のスクリーニングを乳幼児健診時や予防接種時に行い、小児の眼の屈折異常の早期発見にも努めております。
小児科でよく見られるこどもの症状
- 発熱(38℃以上、生後4ヵ月未満は要注意)
- 鼻みず、鼻づまり
- せき、痰
- 喉の痛み
- ぜーぜーする
- ひきつけ(痙攣)
- お腹が痛い
- おう吐、下痢
- 便秘
- 湿疹(ブツブツ)
- 肌のカサつき
- 機嫌が悪い
- 泣き方がいつもと違う
- 何となく元気が無い
- 顔色が悪い
- 食欲が無い
- おねしょ(夜尿症)
- など
こどもが発症しやすい病気
- 風邪症候群
- 突発性発疹
- インフルエンザ
- 急性中耳炎
- ヘルパンギーナ
- 咽頭結膜熱(プール熱)
- 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
- 扁桃炎
- 水痘(水ぼうそう)
- 水いぼ(伝染性軟属腫)
- とびひ(伝染性膿痂疹)
- ウイルス性胃腸炎
- アトピー性皮膚炎
- 気管支ぜんそく
- 花粉症(アレルギー性鼻炎)
- おむつかぶれ
- あせも
- 細気管支炎
- 肺炎
- など